B地区最新活動状況

2023.06.06

献血活動推進の歴史

ライオンズクラブは、
日本全国の駅や商業施設で
献血の協力を呼びかける活動を行っています。

日本に初めての血液銀行ができたのは1952年で、
その当時は商業血液銀行も存在していました。

しかし、商業血液銀行では血液を売る人が多く、
質の悪い血液も流通していました。

そんな中でも、
ライオンズクラブは献血に協力する人々を
増やすために活動を始めました。

1964年、当時のアメリカ駐日大使が輸血によって
血液感染症を発症したことがきっかけとなり、
政府は輸血用の血液を
献血によって確保することを決定しました。

この時期にライオンズクラブも
献血の推進と啓発に力を注ぎました。
 
東京のライオンズクラブは、
東京都赤十字血液銀行に
移動採血車購入資金の半額を寄贈しました。

また、広島、山口、島根のクラブも
献血運動を採択し、
地区内の全クラブが協力しました。

1966年に誕生した
東京秋葉原ライオンズクラブは
献血体験例会を開催し、
会員やその家族、従業員ら140人が
日赤中央血液センターで採血を行いました。

その後も彼らは積極的に献血事業に取り組み、
「誕生日に献血を」のキャッチフレーズで
全国献血PR大キャンペーンを展開しました。

その結果4万4900本の献血受付数を記録し、
日赤創立以来の採血量新記録を達成しました。

さらに、1989年には
京都平安ライオンズクラブの協力の下、
日本初の大型採血ルームが京都市に開設されました。

また成分献血の推進にも取り組んでおり、
京都市内のライオンズクラブが
全国で2台目の成分献血車を贈呈しました。

さらに、府内のクラブは定例会の際に
ホテルの一角にオープン献血会場を設置し、
メンバーが積極的に成分献血に協力しました。

このような献血推進の取り組みは、
地域ごとに異なる形で進められました。

その努力が認められ、
1990年にはライオンズクラブが
「昭和天皇記念献血推進賞」の
第1回受賞団体に選ばれました。

この賞は、昭和天皇のご遺金を元に
創設されたものであり、
献血推進活動への貢献を讃えるものです。

第26回献血運動推進全国大会では、
皇太子殿下からライオンズクラブに表彰状が授与されました。

ライオンズクラブは、
日本各地で献血推進活動を通じて
血液の無償提供を促進してきました。

これにより、日本は100%献血による
保存血液の確保を達成しました。

これまでの歴史の中で、
ライオンズクラブは献血体験例会や
キャンペーンを通じて多くの人々の協力を得ました。
そして、地域の血液センターや施設に
寄贈や贈呈を行ってきました。

これからもライオンズクラブは
献血活動を推進していきます。


※参考:ライオン誌日本語版ウェブマガジン

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